【症状】
ジャンパー膝は、太ももの前にある筋肉、大腿四頭筋下部につながる膝蓋靭帯に過度の外力が加わり炎症が出現する症状です。
【原因】
大腿四頭筋は膝の屈伸運動に関わり、膝を曲げる時は四頭筋が伸長しながら膝が曲がります。また、膝を伸ばす時は四頭筋が収縮しながら膝が伸びます。
ジャンプ・ランニング・切り返し、またはウォーキング・階段の下りなどでの膝を曲げる着地動作(接地動作)で膝関節の前方に衝撃が蓄積することが原因の一つです。
【治し方】
トリプルフレクションという動作があります。これは、足関節・膝関節・股関節の3関節を曲げる動きの事です。着地(接地)した瞬間に、膝への負荷を3関節で分散出来る様に、足の指・足関節と股関節を柔らかく使います。
動作確認のポイントは着地(接地)の足音の大きさです。
着地(接地)した際に、重心が後方にあると、踵への荷重が大きくなり足音が大きくなります。
まずは、着地(接地)の際に重心を前方にコントロールして足音が小さくなるように見直してみましょう。
どうぞお大事になさって下さい。